ハムが硬いからストレッチは危険?

ハムストリングスが硬いという方は非常に多いと思います。
ハムストリングスというのは裏腿の筋肉になるわけですが、この筋肉はストレッチの対象になりやすい筋肉ですよね?

しかしすべての人がハムが硬いからと言ってハムのストレッチを積極的に行っていくのは危険かもしれません。

というのも筋肉には短くて硬くなっている場合と長くて硬くなっている場合があります。
これが後者の場合すでに伸びきっているハムをさらにストレッチをかけることになってしまいます。



ハムは骨盤の坐骨に付着していますが、後者のようなハムは過前傾している骨盤に対して引っ張られて伸びてはいるが、これ以上伸ばされて行かないように後傾方向に耐えているわけです。
ですのでこのハムが最後の砦のようになっている所があり、これをストレッチしてしまうとその硬い症状をさらに悪化させていくかもしれません。

このハムの硬さを改善するにはハムのストレッチではなく骨盤、もっと言えば寛骨の傾きを改善させることで自然とハムが頑張らなくていい状態にすることができます。
そうするとハムが硬くなる必要がなく適切な筋長で保持できますのでタイトが取れる可能性があります。

このように硬いからとただやみくもにストレッチするのはその状態を悪化させる可能性も十分に考えられますので注意が必要です。
またそもそも硬いと自分では思っていても正常可動域十分に可動域を有しているということもざらにあります。

よく前屈が床につかないからハムが硬いと思っている方もいますが、前屈と言う動作はなにもハムの硬さだけが関わっているわけではなく、下腿後面や脊柱後面の伸長も関わっています。



実際にハムを全くいじることなく脊柱後面の柔軟性を改善することで前屈が床につくという方も多くいらっしゃいます。

このような細かい部分はなかなか自分自身での判断などは難しいと思いますのでぜひ当スタジオやお近くの専門家に一度見てもらってください!

今回は以上です!