姿勢は筋肉のバランスでは決まらない

今回は姿勢について話していきたいと思います。
猫背で悩んでいる、反り腰で悩んでいる、という方は現代人では非常に多いと思いますが、猫背だから背中の筋肉を鍛えよう!胸の筋肉をストレッチしよう!と言うような筋肉のバランスの悪さが姿勢不良を起こしていると思っている方も多いですよね?

しかしこれは少し短絡的な考えかもしれません。
というのもホームぺージでも触れていますが、姿勢というのは

・視覚
・前庭覚
・体性感覚


などの感覚器が制御しています。
筋肉に存在する固有受容器も感覚器の1つではありますので筋肉は全く関係ない!というわけではないですが、筋肉の強弱が姿勢すべてを決定するわけではありません。

いかにこれら3つの感覚に対して適切なアプローチをしていくかが姿勢改善するのに非常に重要になります。今回は1つ例を出して姿勢改善について考えていきたいと思います。


〇レッグプレスとスクワットは同じ脚トレ?

キングオブエクササイズと言われるスクワットという脚の種目がありますが、マシン種目であるレッグプレスも同様に脚の種目ですよね?脚の筋肥大や筋力アップという観点だけで言えばどちらの種目を行っても良いということになります。

しかし姿勢改善という所も考えるとレッグプレスではシートに座った状態で行うため頭部の位置が変わりません。一方でスクワットでは頭部が上下、やや前後にも移動します。
頭部が動くということは前庭覚と言われるバランス機能や姿勢制御もコントロールしている器官に刺激が入ります。

これがスクワットのみならずあらゆる種目でこの頭部の動きまで意識してトレーニングしているのと筋肉だけにフォーカスしてトレーニングしているのとでは姿勢改善において大きな差が出てくるかと思います。

ですので姿勢改善をしたいと考える方は筋肉のバランスだけではなくこのような感覚器へのアプローチも意識してみてください!




〇まとめ

今回は姿勢改善において感覚器の関係を話していきました。
ここはピラティスが強い所でもありますので是非姿勢が気になる方は体験トレーニングからお越し頂ければばと思います。



#姿勢#姿勢改善#反り腰#猫背#ピラティス#中央区#小伝馬町#パーソナルピラティス