分節運動とは??

分節運動という言葉はピラティスでは良く出てくる言葉かもしれませんが、筋トレをメインにしたパーソナルトレーニングではあまりでてこない言葉かと思います。

分節運動と言うのは基本的には"背骨の運動"を指します。
背骨と言うのは腰椎5、胸椎12、頸椎7で構成されています。その1つ1つの背骨の間は椎間関節という関節になっています。ですのでこの1つ1つが可動できるわけです。

その中で例えば現代人に多い反り腰さんですが、反り腰ではその名の通り腰が反っています。
専門的な言い方をすれば腰椎が過度に伸展しているということです。この"過度"というのがポイントで背骨の生理的湾曲では腰椎は反っていて普通です。
これが生理的湾曲以上になっていたり、反っている状態から丸めることができないことが問題になるわけです。

反り腰が常態化し腰椎を丸めることができないと腰椎は伸展した状態に常時なることになり、負担が集中してしまいます。そのためしっかりと腰椎屈曲と言われる丸める能力を付けることも大切になるわけです。


そのためにはクランチなどの腹筋運動などを行う方もいますが、クランチなどですと背骨を1つ1つ動かすというよりは腰椎全体でユニットとして動かしてしまったりなど1つ1つの動きを出すことが難しいです。

ですのでピラティスで言えばロールアップなどの分節運動エクササイズで腰椎部分を1つ1つ動かすことが重要になってきます。これは腹筋群を強化することが目的ではないですのでガンガン追い込んだり、必死に行う必要はないです。



むしろゆっくりとした動きで滑らかに行うことで骨際のインナーマッスルを活性化し、姿勢改善、腰痛改善、身体中心座標の獲得、体性感覚の向上など様々な効果が期待できます。


必死にきつくなることだけがトレーニングではないですし、身体を変えることではないです。
むしろ日常生活を向上させるためには分節運動のような動きを楽に行えることの方が重要だったりもしますので是非分節運動という運動も知って頂きさらに詳しく調べたり、当スタジオに体験に来て頂ければと思います!

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