良い姿勢を意識は無意味

猫背等の不良姿勢に悩まれている方はそれだとよくないと思い、普段歩いている際やデスクワーク中など気づいた時に良い姿勢を意識する人もいるかと思います。

しかしこれは本質的なアプローチとは言えず、場合によってはマイナスになる可能性もあります。
と言うのも本来姿勢と言うのは意識して行うものではありません。視覚や前庭覚、体性感覚などで無意識に制御されているものです。

その中で不良姿勢になっているということはこれらの感覚器が適切に働いていない可能性が高いです。そこで無理に良い姿勢だけ意識しても改善は難しいです。


〇デスクワークの方がまず行うべきこと

では不良姿勢を改善するのにまず何を行うべきか?ということですが、もちろんこれも人によって優先順位は異なってきます。
その中でデスクワーク中心の方が絶対に行いたいことは「頭部を動かす」ということです。

デスクワークでは常に一定の位置に頭部を固定してパソコン作業を行いますよね。
もちろんパソコン作業中に頭をガンガン動かす人はいないかと思いますので作業中はこれでおっけいです。問題なのはこのような方が仕事以外の際にも頭部に刺激が入る運動などを行っていないことです。

例えば筋トレも上下、場合によっては左右に頭部が加速する刺激が入ります。このような刺激が姿勢制御も担う前庭覚を活性化して適切に姿勢を保持することに繋がります。

筋トレ以上にこの前庭覚の活性に適しているのはマシンピラティスです。そのこともあり当スタジオではマシンピラティスも導入しています。

ただ筋トレ、ピラティス以外にもあらゆるスポーツで頭部に刺激が入りますよね?
ですので雑に言えば何かしらの運動を行う習慣があると、単に体力、筋力の維持向上、健康のためのみならず姿勢にも良い影響を及ぼすということです。

なのでデスクワーク中心で運動習慣が全くないという方はウォーキングやランニングなどから始めるだけでもあらゆる面で効果が期待できます。
ご自宅でも体操やストレッチなどをしっかりと行うだけでも違いますのでぜひ日常に運動の習慣を取り入れてみてください!



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