前腿の張りにはこの筋肉

長時間歩いていると前腿が異常に張る」「歩いていると前腿ばかり疲れる」と言う症状がある方は結構いるかと思います。

これは筋肉的には大腿四頭筋、中でも大腿直筋と言われる大腿四頭筋の中で唯一股関節も跨ぎ、真ん中に付着する筋肉になります。

この筋肉が過剰に疲れてしまうという方は非常に多いです。
もちろんこれにも様々な原因があるわけですが、今回は”腸腰筋”との関係を紹介したいと思います。


〇腸腰筋の機能不全と前腿の張り

腸腰筋というのは大腿直筋と同じく股関節を屈曲させる筋肉になります。
しかし腸腰筋はより深部に存在し、股関節周り、体幹回りのいわゆるインナーマッスルになる筋肉です。

大腿直筋は浅部に存在し、爆発的なパワー発揮などが得意な筋肉になります。
大腿直筋も歩行で使われはしますが、ここばかりが突出して疲れる、張ってくるというのは深部に存在する腸腰筋の機能不全が起きうまく働かなくなっている可能性があります。

この筋肉を再度働くように活性化していかないといけません。
しかしこの腸腰筋を活性化するのは結構コツが必要です。
というのも大腿直筋も股関節屈曲筋、腸腰筋も股関節屈曲筋で同じ動作で疲れる筋肉だからです。

しかしその中で微妙な角度の違い、レンジの違いなどで選択的に腸腰筋を活性化することが可能です。いわゆるアウターマッスルなどの見える筋肉を鍛えていくのはそこまで難しくありませんが、腸腰筋などインナーの筋肉の活性はなかなか一般の方が一人でできるものではありませんので是非今回のような「前腿の張り」などで悩まれている方はお近くの専門家に見てもらってください!

今回は以上です!


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