外でのランニングとトレッドミルの違い

趣味や健康目的でランニングやウォーキングを行っている方は非常に多いと思います。
これらの有酸素運動は単に体力をつける、運動不足を解消するという他に自律神経を整えるのにも非常に有効なことがわかっていますのであらゆる方にお勧めの運動です。

そんな有酸素運動ですが外をランニングする方トレッドミル(ランニングマシン)を使用してランニングする方がいるかと思います。またその両方を行っている方もいますよね。
今回はこれらの違いについて簡単に解説していきたいと思います。





〇外でのランとトレッドミルランの違い
トレッドミルは傾斜を付けることやペースを一定に保てること、速度を調節しやすいことなどは外でのランニングとは決定的に違いますよね。ただそれ以外にも多くの違いがあります。





例えば走る地面を考えていくと外でのランニングでは地面がコンクリートだったり、土だったり、芝だったり、ゴムのような地面だったり、斜めになっていたり、滑りやすかったり状況によって様々です。これは人によってはデメリットにもなりえますが足部をいろんな形で使用したり、その時々の地面に対応していくことで足部の機能、足底感覚、体性感覚、バランスを取る前庭覚などこれらの機能向上にも役立つことが考えられます。

これがトレッドミルですとずっと一定の地面で滑りやすいということもないですし、斜めになっていることもないですので先ほどあげた機能の向上はあまり期待できません。シンプルに有酸素能力を鍛えるツールという形です。





また景色の違いも大きい所です。
外でのランニングでは走ることで景色が自分から見て後ろに流れていきますよね。
これは ”オプティックフロー” などと言われたりしますが、様々な視覚情報が入るためスピードの調節や身体の細かな調節など適応能力の向上にも繋がります。シンプルに脳に対していろんな刺激がランニングを行うだけで入ってきますのでこれだけでもメリットですよね。
高齢の方などで入院をすることの1つのデメリットにもオプティックフローを感じれないことが挙げられます。景色の流れを感じないことで脳へ刺激が減り認知機能の低下などが起きやすいと考えられます。ですので車いすでも少し外にでて外の景色を感じることは非常に大切です。

トレッドミルでは走っているのに景色が流れないのでオプティックフローを感じれません。これは大きなデメリットと言えるかと思います。





このように単にランニング、ウォーキングでも行い方によって大きく違いがあります。
安全に体力をつける、怪我明け、転倒のリスクを最小限にしてウォーキングしたい、などの理由がある場合はトレッドミルは非常に有効なツールですのでトレッドミルが悪いわけではないです。それぞれの特徴を理解して自分に合った方法でトレーニングをしていくことが大切かと思いますので是非今回紹介した違いなども参考にしてトレーニングして頂ければと思います!