ストレートネック改善には胸郭骨盤帯?

ストレートネックに悩まれている方は非常に多いです。
ストレートネック、正式に言うとFHP(フォワードヘッドポスチャー)と言ったりしますが、こちらを改善するエクササイズとして画像のようなストレッチポールを用いたエクササイズを推奨しているのをSNSで見かけます。



一見ストレートネックは首が屈曲してしまっているから画像のように伸展すれば良くなりそうというのも理解できますが、これはかえって状態を悪化させる、もしくは他のところに影響を及ぼす可能性があります。というのもストレートネックというのは本来軽く湾曲している頸椎がその湾曲を失いストレートになって、さらに前に頭が出てるような形に見える状態です。


この時湾曲は失われていますが、むしろ上位頸椎は伸展しすぎていたりします。
この状態で先ほどのストレッチポールのエクササイズを行えばただでさえ反った状態の上位頸椎をさらに反らせるようにするので首の詰まりやストレートネックの悪化に繋がります。

行わないといけないのは胸郭の安定、骨盤帯の安定を高めることです。
一見ストレートネックと胸郭、骨盤などは関係ない気もしますが、骨盤帯が安定せず反り腰になっているからそのバランスを取るためにストレートネックにしているという様なパターンが非常に多いです。ストレートネックは結果であり、そうなってしまったのは骨盤帯の安定性の欠如などの可能性が多いにあります。また頭部を支える筋群の多くは胸郭から付着していますので胸郭が安定することもストレートネック改善に非常に重要です。

先程のストレッチポールのエクササイズのような「ストレートネックにはこれ!」「反り腰にはこれ!」というような投稿はSNSでバズりやすいですし、簡単に思えてしまうので一般の方は取り入れがちかもしれませんが危険も伴いますしそこまで単純ではありません。
特に頸椎というのは神経や血管も密集しており危険な場所になりますのでより注意が必要なエリアです。

ですのでストレートネックなどでお悩みの方はお近くの信頼できるジムなどで専門家に見てもらいながら改善していくのが一番安全かつ効率的かと思います!ぜひ一度胸郭や骨盤帯にも目を向けてみてください!